中年野球。

下手でもいい。でも上手くはなりたい。人間だもの。

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中年野球プレーヤー必須の機能性タイツは「バイオギアBG5000」が最高コスパを記録!

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少年時代から数えて数十年ぶりに、あるいは齢四十とかにして初めて「そうだ草野球やろう」と思う、その心意気や良しである。が、我々おっさんの身体はもろい。特に足腰がヤバい。「久々にグラウンドに立って打球を追ってみた」「草野球を始めるからには毎朝ちょっくら走ってみることにした」となったその瞬間、貴殿らはガックガクになっている自らの足腰に気づくことだろう。

 

で、そのガックガクな状態のまま草野球をやってもハッキリ言って野球にならないし、ケガの危険性もかなり高まる。ていうかたぶんケガするだろう。それゆえ我々は何らかの対策が早急に必要なのだ。

 

そこでまず絶対に用意しておくべきモノの一つが、「機能性タイツ」とか「高機能タイツ」と呼ばれるもの。ランニングしてる人が短パンの下とかに履いている、黒くてピチピチのアレである。

 

 

 

超久々に毎朝のランニングを開始した際は自らのヒザのガクガクぶりにかなり驚いたが(筋肉が全然なくなっちゃってるんですな)、それを何とかするためモノは試しで機能性タイツを購入し、それを履いて走ってみたときはさらに驚いた。

 

20歳ぐらいの若衆の脚の筋肉を、わたしの足に移植したかのような感じなのだ。

 

素の状態ではヒザがガクガクし「……このままでは早晩、膝関節が大変なことになるのでは……」と思ったシーンでも、機能性タイツを履いてさえいれば全然どうってことないどころか、まるで18歳とか20歳ぐらいの頃の自分のようにグイグイとイケるのである。いやはや科学の進歩とはすごいものだと痛感せざるを得ない。機能性タイツなしで中年が草野球をやるのはほとんど自殺行為であると、今では確信している。

 

ちなみに我がチームの名誉監督である自動車評論家の清水草一氏(53)は、年齢的にわたし以上にヒザがガクガクで、「草野球をしてる時だけでなく、何もしてない時でもなぜかヒザを痛めそうになる」体たらくだそうだが、わたしが紹介した機能性タイツを大層気に入り、今では日常的にそれを着用しているらしい。草野球に必要なのは当然として、我々中高年の「日常生活」にも活躍する機能性タイツなのである。

 

問題は、世の中に星の数ほどある機能性タイツのなかからどれを選ぶべきなのか? ということだ。

 

超安いモノで3000円ぐらい、やや安いモノで5000円ぐらい、ちょっといいやつで1万円ぐらいというのが機能性タイツの大まかな実勢価格だが、わたくしが日々のランニングと自主練、そしてチーム練習時に徹底テストしたところによれば、下記アイテムを買っておけば絶対に間違いないとウルトラ断言したい。

(ミズノ)MIZUNO BG5000 バイオギア ロングタイツ [メンズ] K2MJ5A01 09 ブラック L

(ミズノ)MIZUNO BG5000 バイオギア ロングタイツ [メンズ] K2MJ5A01 09 ブラック L

 

 ミズノ バイオギアタイツ(ロング)BG5000。メーカー希望価格は9180円だが、Amzonでは現在7000円ぐらいで売っている。わたしが買った時のAmazon価格はさらに安くて5886円だった。

 

「そんな実売5000円クラスのタイツで大丈夫なのか? おっさんのヒザにはもっと高機能・高価格なやつのほうがいいんじゃないか?」という疑問もあるだろう。しかし心配はいらない、コレで十分だ。これさえあれば、あなたの実年齢が40代であろうと50代であろうと、おおむね20代男性ぐらいの「足の筋肉感、バネ感、大丈夫感」を得ることができる。

 

機能性タイツについてよく知らないまま「まぁミズノ製なら、華もない代わりに間違いもないだろう」ぐらいのニュアンスで安さにつられて買ったものだが、期せずして大当たりを引いてしまったのだ。自分の幸運っぷりが恐ろしい。

 

しかし、わたしが買ったときの実勢価格が5000円台だったミズノ バイオギアタイツ(ロング)BG5000が素晴らしいからといって、他の5000円級タイツでもいいと思ったら大間違いである。

 

わたしの場合、BG5000は毎朝のランニングで使う。で、使えば汗で汚れる。今は冬場でそんなに汗をかかないため2日ぐらいは連続着用するが(ばっちくてスミマセン)、さすがに3日連続着用は気が引ける。で、洗濯中用のサブとしてナイキの定価5000円ちょいのやつ(Amazon価格で4500円ぐらいのもの)を買ったのだが、コレは全然ダメだった。サポート感のようなものがほぼゼロで、単なるファッション着、防寒着のようにしかわたしには感じられなかった。今ではタンスの肥やしである。

 

で、貴殿らにおかれてはとにかくミズノ バイオギアタイツ(ロング)BG5000をソッコーで手に入れ、後顧の憂いなく体力づくりや練習、試合にケガなく邁進していただきたいと心より願うわたくしである。

 

しかし、ここでもまた当然のように思うのが「同じミズノ バイオギアでも、もっと高いやつはもっといいんじゃないか?」という疑問である。

 

まぁそれも当然であろう。5000番台のバイオギアで大喜びしているわたくしが、単に8000番台(これは結構高い)の味わいと超絶機能を知らずに浮かれている「井の中の蛙」であることも否定できないのだ。


ということでわたくしは、自説(機能性タイツは安めのBG5000で十分!という説)の正しさを証明するため、大枚はたいて8000番台を買い、使ってみた。

 ミズノ バイオギアタイツ(ロング)BG8000 II。……メーカー希望価格1万4580円で、Amzonでも9552円だった高級仕様である。メーカーいわく「ここまできた、安定感と快適感」とのことで、「パワーメッシュやマッスルパッドなどのサポート機能を表面に搭載。下半身全体を守りたい方を、しっかりサポート」するのだという。


で、大枚はたいて買ってみたそれを装着し、いつものランニングと「素守備」等々をやってみた感想はどうであったか?

 

……たしかに5000番よりもいい…ような気はする。しかし少なくとも「1万4580円vs.9180円」ほどの大差は確実にない。なんとなく8000番のほうが「10%ぐらいはイイ感じかな?」と思うニュアンスなのだ。

 

ということで、自説の正しさはここに完全に証明されたと断言したい。

 

中年野球選手各位よ。別に8000番を買いたければ買っても構わないが、ぜひ節約の精神で「BG5000」を履こうではないか。そして「若衆の脚の筋肉」を、我らが年老いた脚に移植しようではないか! ……押忍。

(ミズノ)MIZUNO BG5000 バイオギア ロングタイツ [メンズ] K2MJ5A01 09 ブラック L

(ミズノ)MIZUNO BG5000 バイオギア ロングタイツ [メンズ] K2MJ5A01 09 ブラック L