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中年野球。

下手でもいい。でも上手くはなりたい。人間だもの。

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初試合、初勝利。そして内野守備の「タン・タ・タン」問題をほぼ解決セリ!

上達法

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四十代後半にして故あって立ち、中年草野球チーム『東京フォッケウルフ』を結成し苦節(ってほどでもないけど)6カ月。去る2月13日に記念すべき初練習試合@大井グラウンドが開催されたわけだが、結果は写真上のとおり19対12という乱打戦を制し、我がチームが初勝利を飾った。とりあえず万歳三唱である。マンセー!

 

初参加となったM下選手の劇的な3ランHRなど、さまざまな良きことがあった初試合ではあった。しかしわたし個人に限っていえば「課題」が浮き彫りになっただけの、36年ぶりの試合であった。

 

ショートストップとしてそれなりに無難なプレーもいくつかあったが、基本的には「なんであそこでもっと打球を追いかけなかったんだ俺……」「カットマンに入る位置がメチャクチャじゃねえか俺……」といった反省点ばかりが今、脳裏に浮かぶ。

 

また打者としても、いちおう3打席で2出塁(サードゴロ×1、四球×2)という結果は出したが、「あそこは四球を選ぶんじゃなくて打ちにいってこその中年野球だろうが!」と自分を叱咤したい。弱気はいかんぜよ、弱気は。

 

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まあそれはさておき、あらためて当日の写真群を見ると、わたしを含め皆が本当に「いい顔」をしていることに気づく。中年でもこんなに邪念のないステキな笑顔ができるんだなぁと、ある意味感動し、そして「中年野球チーム結成を思い立って本当に良かった!」と心底思っている。

 

しかしアレだ。至急カイゼンしなければならない重大なポイントが一つ、試合を通じて浮かび上がった。

 

内野ゴロを捕球してから送球するまでのステップである。

 

余計なステップが多く、それがせいで時間を食ってしまっているため、結果として一塁に送球しても微妙に間に合わずセーフになってしまうのだ。

 

通常のチーム練習では参加人数が若干少なめであるため、シートバッティング時はランナーを置かずに「なんとなく」でアウト・セーフの判定をしている。例えばショートストップであるわたしが正面近くのゴロを普通に取って、普通に一塁に投げ、そしてその送球が逸れたりファーストのM浦さんがポロリとやらなければ「アウト!」ということだ。

 

しかし実際の試合はまったくそうではなかった。

 

投手の頭上やや右斜め上を越えてくる、高いバウンドのショートゴロ。当然わたしはやや前進してそれを捕球し、而してのち一塁へ向けシュバッ!と送球する。まぁ「シュバッ!」つってもワンバン送球ですが。

 

で、その時。当然わたしは打者走者を一塁でアウトにできると思った。横にいた三塁手のK島さん(高校硬式までの経験者・50歳)も、そう思ったはずだ。

 

が、打者走者はセーフになった。

 

いや正確には、審判の誤審によりアウトとなったのだが、投げたわたし自身は「ありゃ確実にセーフだわ……」と知っている。間に合ってないのだ、余計なステップが多い+ワンバン送球であるため。

 

今までは練習時の「透明ランナー」を相手に「アウト~!」とかのんきに喜んでいたが、実戦ではわたくしの下手クソステップ+ワンバン送球はまったく通用しないことが判明した。こりゃマズいぜよ……。

 

しかし今から一塁へのノーバン鬼送球が早急に体得できるとは到底思えないため、まずはさしあたって「ステップ」をなんとか改善するほかない。

 

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賢明なる読者諸兄には今さら説明するまでもないだろうが、内野守備における正しいステップつーかリズムは「タン・タ・タン」である。捕球する瞬間に左足を地面に「タン」と着け、そして右足を「タ」と前方向へ持っていき、そんでもって左足を「タン」と着地させながらシュバッ! と送球するわけだ。

 

しかし、頭でわかっていても身体が付いて行かないのが中年の悲しさである。ド正面の緩いゴロであれば、さすがに中年のわたしだってタン・タ・タンできる。だがちょっと横方向に鋭くダッシュしたうえでやろうとすると、タン・タ・タンにならず、どうしても「タン・タタタ・タン」になってしまい、ひどいときには「タン・タタタタタタタ……タン」ぐらいにもなってしまう。

 

……これではさすがに一塁で殺せない。

 

だが捕球のためにダッシュするとそれだけで疲れてしまい、踏ん張りがきかなくなるのだ。その結果、無駄なステップが延々と量産されてしまうのである。

 

「うむ~」と悩みつつも、基礎体力づくりのランニングと素守備に励むほかないまま日々を過ごしていたのだが、本日、いきなり開眼してしまった。なぜかあっけなく「タン・タ・タン」ができるようになってしまった。

 

ランニングと素守備を毎朝の(つーか正確には1日おきぐらいの)日課にしているわたしだが、先週土曜の初試合で体全体が死ぬほど疲れ果ててしまったため、朝の日課はしばらくお休みしていたのだ。しかし一昨日の木曜、そろそろ体調も回復したということでランニングに出かけ、そして例によって素守備に励んでみた。

 

すると、なんや知らんけどごくフツーに「タン・タ・タン」ができるのだ。

 

……何かの間違いか? と思って繰り返してみたが、やっぱりできる。さすがに横へ5mほど強烈にダッシュし捕球してからエア送球しようとすると「タン・タタタ・タン」ぐらいになってしまうが、フツーに2~3mほど斜め前方へ殺到するケースであれば、ごく普通にタン・タ・タンができる。もうね、今までの苦労は何だったんですか? というぐらい簡単に。

 

なぜ、わたくしはいきなりタン・タ・タンMANへ生まれ変わることができたのか。

 

地道な体力づくりの日々がやっと実を結んできたから? ……それもあるのかもしれないが、ここのところは足を傷めた関係で朝の自主トレも間隔を空け気味だったため、あまり体力がついた実感もない。

 

それよりも「強烈な危機意識」を持ったことが、身体に作用したのではないかと考えている。

 

先述のとおり「今までのステップでは絶対アウトにできんぜよ! ヤバいぜよ俺!」という中年ショートストップとしての強烈な危機意識が身体全体に染みわたった結果、身体のなかの何らかのストッパーが外れ(たのかどうかは知りませんが……)、神経や筋肉、骨などがスムーズに連携して動くようになったのではないだろうか。

 

「思考は現実化する」というとニューエイジ系自己啓発のようにも聞こえてしまうが、この世の中は確かにそういった部分もあると思っている。身体が心を規定するのではなく、実は心が身体を規定していると考えないと説明のつかないことは多々あるものだ。

 

エニウェイ、親愛なる読者中年諸兄も何らかの強烈な危機感を心底覚えれば、今直面している課題は意外とあっさりクリアできてしまうのかもしれません。

 

よう知らんけど……。